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アンミカさんのトークショーでハイソの世界を垣間見る①

ウェッジウッドのティーカップ

私は背伸びをしてネックレスを1点買っただけの、普通の一般人です。それが運よく機会を頂き、上流階級の社会見学をしてまいりましたので、今日はそのお話をば。

目次

ことのなりゆき

とあるジュエリーブランドGにて、一目ぼれし、はじめて10万円のネックレスを買いました。そこでたまたまキャンペーンでアンミカさんのトークショーに招待いただきました。

ちょっと東京観光~というような軽い心づもりで参加表明をしたわけですが、後々会場を調べてみますと、そこは年何百万円も貢がないと入れない会員制クラブ。また参加者は私と同じようにたまたまキャンペーンで参加する人もいれば、ブランドのメンバーシップに加入しているお上品な方もいるのだとか。

私はマナーも大して知りませんし、ドレスコードさえよく分かっていません。しかし怖いもの見たさで、上流階級の空気を吸ってみたい。なんならその空気を私も身にまとってみたいということで、好奇心から参加をすることにしました。勢いです。

どこから会場に入るの?

会場のある麻布十番には大使館が多くあり、高級住宅街が立ち並びます。どの建物も敷地が大きく、塀は高く、完全に迷いました。

いや、厳密には迷ってはいなくて、おそらくこの方向というのは分かっているのですが、入口が分からない。塀の向こうに行きたい。最終的には大使館前にいる警察官の方に聞いて回りました。ただでさえ家に化粧品を忘れ、満足にメイク出来ていない中でひと汗かきました。

さてなんとかその会場に入りますと、もちろんフロントがあり、地下2階へと案内されました。今改めて思い返してみても、あの部屋が地下2階だっただなんてまるで思えませんが、確かに二度エスカレーターで下りました。

天井は高く、華美すぎないシャンデリアが複数吊るされ、明るさはまるで窓があったように錯覚するほどでした。

8人掛けの円卓が8つくらいあったので、おそらく60人前後の規模だったのでしょう(あまり周囲を見る心の余裕がありませんでした)。テーブルウェアは折り目正しくセットされ、カトラリーはピカピカに磨かれたスターリングシルバーで統一されていました。

ゆり

地下が広いのは有事にシェルターにするためかもしれませんね

恥ずかしかったこと

その1

途中にコンシェルジュの方に「お客様、傘をお預けください」と呼び止められました。傘をホールに持ち込むのはマナー違反のようです。マナー講座に本気で通った方が良いのでは?と思った瞬間でした。

その2

塀の周りをぐるぐる駆け足で回ったおかげか、ネックレスもぐるぐると回っており、留め具が真正面に来ていたことに気づきませんでした。迷ったことで時間に余裕がなく、お手洗いでしっかり確認をし損ねてしまいました。隣の方に「ネックレスお似合いですね」と言われたのは、どういう意味だったのでしょうか。お恥ずかしい。

ハイソだなと思った瞬間

挨拶の仕方

8人がけの円卓だったのですが、席に着くときに、「みなさまよろしくお願い致します」とふんわり微笑んで座られた方がいた時。こうやって座ればいいのね・・・!

いざやろうとすると照れくさくなっちゃってへこへこしちゃうの何でかしら。

有名人との交流歴

スマホに入っている、デヴィ―夫人と一緒に撮った写真を見せてもらった時。おかげさまで私はデヴィ―夫人と交流した人と交流できました。

ゆり

もはや私もセレブ・・・?

会話の仕方

褒め上手であること。私はここで、初対面の人には持ち物を「よくお似合いですね、素敵です」と褒めるのが一番良いことを学びました。また地元を紹介できるようにしておくことも大事です。私は牛タンぐらいしか言えず、不完全燃焼に終わりました。地元を胸張っておすすめできるようにしておきたいと思います。

動作の穏やかさ

静かでおだやかに過ごしている様子。拍手もあまり大きくは叩きません。うなずくのも一回ゆるやかにするだけ。食べるのもゆっくり。色々ゆっくり。

ジュエリー

ピアス、ネックレス、ブレスレット、ブローチをシリーズで揃えている方がほとんどでした。合計20万は超えているはずです。

ジュエリーとアクセサリーの違いを知っていますか?

ジュエリーとは貴金属(金、銀、プラチナ他)か天然宝石類(ダイヤモンド、エメラルド、サファイア他)を加工した装身具のことを言います。永遠性がある素材を使っているのが、ジュエリーです。

ブランド品について“アクセサリー”と呼ぶのはふさわしくない場合もあるので、注意が必要です。と言いつつ、私はずっと一律で“アクセサリー”と言っていました。不勉強です。

ドレスが素敵

かろうじて私も結婚式とまではいきませんが、華やかさのある黒と白いパフスリーブのドレスを着ていきました。足元はペタンコのTストラップパンプス。

私のようにたまたま来場した風の人は似たような感じでしたが、メンバークラブの会員でこういう場に慣れてらっしゃる方たちは、品のある体のラインに沿ったワンピースにシルバーのハイヒールというレディーな装い、もしくは落ち着いた色のワンピースに白いジャケットを羽織ってマニッシュにまとめられている方などがいらっしゃいました。着飾る楽しさを知っていらっしゃる方たちですので、個性も色彩も豊かです。皆さん百貨店で買われるのでしょうか・・・センスが光ります。

こういう場に出向く生活をするのであれば、あまりミニマリストではいられませんね・・・

いただいたスイーツ

「コーヒーとお菓子が用意されています」といわれていたのですが、蓋を開けてみればアフタヌーンティーセットレベルの量。高級なお食事に、アンミカさんの講演会。完全にお値段以上の買い物でした。

おそらくアフタヌーンティのセイヴォリーにあたるのが、サンドイッチ・パンケーキにしっかりとキャビアが乗ったもの(はじめてキャビアの味を堪能しました。ふつうでした)・キッシュ。

スイーツはマカロン・豆腐みたいなケーキに花びらが散らされたもの・生チョコ(この生チョコは形容しがたいくらい美味しかったです。濃厚なんですが、リンツチョコの濃厚さとはまた違っておいしい。生クリームが違うのかしら)・クリームブリュレ。

美味しそうで、見ていても楽しいくらいきれいな数々がお皿に乗った様子はぜひ写真に残したいところでしたが、なんとなく場の雰囲気的に自重しました。

さて、いざ食べましょう・・・!にも、食べ方が分かりません(笑)

ピックでまとめられたサンドイッチは、どうやって食べるのでしょうか。

レンゲ風のお皿にに乗った生チョコは、フォークでいただくのかレンゲでいただくのks・・・。

悩んだ挙句私は他の人がやるのをひたすら待つスタイルを貫きました。困ったらこれです。

ゆり

帰宅してから調べました。
サンドイッチは軽食扱いのため、手でいただいて良いそうです。お皿に歯形のついた食べかけは残さないために、ナイフで一口サイズに切って左手で食べます。

ゆり

レンゲみたいなお皿は「アミューズスプーン」と言って、あくまでお皿なのでフォークで頂くのだそうです。

1時間くらい隣の方たちと表面的な談笑しながら食事の時間を楽しみました。またその間にアンミカさんへの質問カードを書き、いよいよ彼女のご登場です。

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