MENU
アーカイブ

大人とは

タイル壁に伸びる蔦

生活はバランスを取って進んでいきます。

例えば自律神経。交感神経と副交感神経がバランスをとり、時に応じて活力モードや休息モードに体を切り替えます。ホルモンも同様ですね。
もう少し俯瞰したところにあるのは、理想と現実、太陽と月。
具体的に経験するもので言えば、聞き役と話し役、父親と母親、上司と部下。

私たちはこの他にも、たくさんのものに対してバランスを取る作業を際限なく行なっています。その結晶として、今ここにある世界が必然的に生じているように思います。

しかし生まれた時というのはこのバランスそのものを知りません。体はホルモンなどが働いていますが、それも無意識の領域から出ることはありません。自分の性別について自覚することもないし、子供という役割を果たすことで親を引き立てようとする赤子はいません。

成長につれて変化していくコミュニティの中で、自分のポジションを模索することを通してバランスの舵を握るようになり、たまに転びつつもバランスの取り方を学んでいくように思います。

そして私が大人だなあと思う人は、時間軸においてもバランスを取っている人です。

今が辛くても、将来楽しいから乗り越えられる。
あとから思い返せば、あの恥ずかしい事件は必要なものだった。
刹那的であれば思わず避けてしまうような事象についても、この時間的バランスを信頼することで果敢に挑み、着々と人生を歩んでいく人たちを私は尊敬しています。

実際私はこの感覚をなかなか掴めずにいて、次の一歩を躊躇してしまいがちです。20代もいよいよ後半になり、ローンやライフスタイルの変化が身近になったことに怖気付いています。私が大人になるのは、もう少し先のようです。

コメント

コメントする

目次