LAMY 2000 ラミー2000をたたえる

アラブ首長国連邦の建国宣言書にLAMY 2000で署名するザイード大統領(1971年)

文房具も好きで、さまざまなメーカーの万年筆、ボールペン及びペンシルを使ってきました。

最初の万年筆はLAMY Safari でした。

今でもラミー製品が大好きで、特にLAMY 2000を愛好しています。

万年筆はもちろん、ペンシル、ボールペン、4色ボールペン及び水性ボールペンのいずれもLAMY 2000でそろえています。

パストフューチャーというのでしょうか？

2000年にも通用するデザインとして、ゲルト・アルフレッド・ミュラーが1966年にデザインしました。当時は万博などもあり、夢見た2000年は万能の科学の時代だったことでしょう。残念なことに、公害と環境破壊及びベトナム戦争などにより理想は破綻し、流線型やバウハウスが席巻する未来は訪れませんでした。

上位モデルとして君臨するプレミエステンレス(総ステンレス製)はカッコ良いのですが、あまりに重く、特に万年筆は使用に支障があるレベルです。インク窓が無いのも不便なので、通常の樹脂軸が良いでしょう。

安易にデザインが変わったり、10年ちょっと前のモデルなのに部品供給を打ち切り修理不可とするなど粗雑な対応をするメーカーも多い中、LAMY 2000は永遠にデザインが変わることなく、世界中で愛用されることでしょう。