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【韓国旅】都会ではない韓国に行きたいよね 梵魚寺計画

飛行機の窓から

韓国に行きたいというよりも、一緒に海外に行きたいよねというところから話は始まった。

最近の街は土日になると人で溢れ、久しぶりの活気に少し怖気付くのだが、そんな中でもここのロイヤルホストは程よく空いていて、店員さんも落ち着いていて、私にとって密かなオアシスとなっている。

店の中に休日でこれくらいの客入りだと経営が心配になるものだけれど、ホテルの1階に位置しており朝食提供をしているので一定の収入は賄えていると思う。広さを楽しみつつ、お店の寂しさを感じないのが嬉しい。

韓国は親友のモコが行きたいと言っていた場所で、今日はいよいよ具体的に旅行の計画をする。

個人的に、韓国と聞くとどうしても都会チックで美意識の高い国というイメージがあり、あまり興味を持つことはなかったのだけれど、美意識高めのモコとならなんだかイケイケに楽しめるんじゃないか、なんて思って行くことにした。東京に住みたくはないけれど、原宿を歩いて町の人を見てみたい、それと似た感覚である。

さっき丸善で購入した観光本、世界の歩き方(私)とArco(モコ)を机の上に並べ、お互いパラパラとめくり、気になる場所をピックアップする。

観光本の良いところは、パラパラとするだけでなんとなく全体像がつかめるところだ。ネット検索となると、テーマを決めてからかからないと情報が雑多になって、必要以上に頭を回転させなければならない。

その中で私が気になったのは、やっぱりハイキングコースだった。
私は登山趣味がある。韓国の異国の雰囲気を感じつつも、自然に囲まれた場所に行けたなら、きっと癒されるに違いない。海外でハイキング。いいなあ。上級者だなあ。

モコの要望を聞いてみると、チマチョゴリが着たいとのこと。あとは意外なことに美容系ではなく遺産系に興味があるとのこと。モコは「韓国に行く」というよりも「ゆりと韓国に行く」という意識を強く持ってくれているようだった。私の嗜好を尊重してくれるのが、とっても嬉しかった。

梅雨の激しい雨の中、アイスココアを片手に決めた行先は釜山だった。これが後に出会う韓国人に「変わっている」と言われるのだが、私たちの行先にはピッタリだと思う。

その場でモコがスマホを取り出し、宿泊先と飛行機を手配し始める。
ホテルと飛行機のパックが安かった。2泊3日で5万円。飛行機は大韓航空、宿泊先は東横イン釜山1(変圧器が必要ない!)。人によっては宿泊先が日本企業のホテルだなんて冒険心が足りない、なんて思うかもしれないが、日中冒険するのだからホテルでは安心したい。

とりあえず拠点が確保できたので、その他行きたいところはまた後日相談しようということでその場を離れた。

数日後、モコから梵魚寺(ポモサ)が提案された。観光スポットとしても有名なお寺で、山の中腹に位置している。私はこれ幸いと梵魚寺から続く登山ルートを提案してみた。

正直提案しておきながら、ハイキングは一般20代女性がうきうきと行うものじゃないので、気持ち半分で言ってみたのだけれど、案外モコは「やってみたい」と言いだした。私は一気に韓国が楽しみになった。行ってもいないけれど行けてよかったー!という気持ちでいっぱいになった。モコにお任せするというスタンスをとっておきながら、自分が思っていた以上に海外の山に行ってみたかったみたいだ。

モコにとってはこの登山が学生時代の野外活動以来となるのだけれど、私は彼女の体力に自信があった。私とモコは大学からの付き合いで、数々の旅を共にしてきた良き相棒である。
だから私は知っている。彼女の足の裏はめちゃくちゃ柔らかい。

私は山女ではあるけれど、偏平足で足底筋炎症を起こしたことがあるような、足の裏に疲労がたまりやすい体質だ。だから旅中で「足が疲れた~」と先に言い出すのはいつも私。彼女は疲れたと言いつつもケロっとしていることがほとんど。

とある旅でゲストハウスに泊まった時にマッサージをしようということになって、モコの足をもんでみたことがある。これがふにゃふにゃだった。赤ちゃんかと思った。足が疲れない体質なのである。そして想像通り、今回の旅でも彼女の健脚がいかんせん発揮された。

その後、モコは交通の乗り継ぎのことを計画してくれて、私は山のルートを調べることになった。

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