自我が芽生えてからのはじめての登山

20220823

　先週末、登山に行ってきました。雁戸山という蔵王の近くの山です。

　私の登山経験は、小中学生の野外活動での泉ヶ岳のみ。登山へのイメージはその時についた、なんだか肌寒いし景色も何も見えず、なんかよくわからないなという印象。以来あまりアウトドアに興味を持たず大きくなったのだけれど、登山経験豊富な上司、お山の好きなOさんが、今回お誘いしてくれて、ハイキング気分で登山に向かいました。

　鬱の症状的に休日や時間外に仕事の人と過ごすのは、リスキーな面もあったのだけれど、結果そんな心配は全くいらず、むしろこんなに楽しめるものなんだと感動しました。

　誘ってくれたOさん以外にも数名の職場の人たちが参加して、おかげでみんなと仲良くもなれました。

　登山の何が楽しかったかというと、一つは昔アスレチックで遊んでいた感覚を思い出したこと。いつの間にか澄ましたインドア人間になっていましたが、元来私は家の中よりも断然外遊びが好きな活発な女の子でした。このアクティブモードな感覚にワクワクしました。サイクリング、ドライブ、ツーリング、登山、スノボ、楽器、ヨガ、キャンプ。外で植物をスケッチしたり、DIYしたり。「ハクメイとミコチ（漫画）」のハクメイみたいなイメージで、せっかくだから、アウトドアのVLOGとかも撮ってみたいよな。あと登山とかランニングするならアップルウォッチをつけてみたい———って考えが止まらなくなり、楽しい気持ちでいっぱいになりました。

　それから、登山で楽しかったことの二つ目が、自分の体への信頼感が増したこと。これは言葉であまり言い表せないけれど、自分はフッ軽だ、体力があると思えるのは、なんだか根本から元気になれる気がします。