【楽器紹介】中古 Gebrüder Mönnig oboe / model 155 AMG

 私の今の楽器はゲブリューダーメーニッヒです。アルフレヒド・マイヤー(現ベルリンフィル主席)モデルの、フルゴールドメッキを使用しています。

 中古購入です!と、声高に宣言しておくのには訳がありまして、AMは現行販売中ですが、AMGはon request。特注をしなければ購入できないモデルになります。誰かに師事しているわけでもない野良の身では、特注したところで良し悪しを判断できる自信がないし、財力的にも今やろうとするとすごいことになります。下取りしてなんとかの金額で手に入れております。

つま

以下、アマチュアの感想です。あまりあてにせず、ぜひ詳しくはプロにお伺いくださいませ!

目 次

なんでメーニッヒにしたの?

 私のオーボエ遍歴は、クランポン→ロレー→メーニッヒとなっています。

 クランポン時代は割れないことを良いことに、冬の体育館でも吹いておりました。体質的に息の量に余裕がある上、マーチングでより肺活量が磨かれ、金管のように吹きまくっておりました。楽器の特徴?軽かろうが重かろうが息の量で飛ばしてやんよ、って感じです。
 今思うと、その頃から抵抗感のある楽器の方が合っていたのではないかと思います。果たしてクランポンは抵抗があるのかと言われると、すごくあるというタイプではないのですが、E45という管の内側だけが樹脂でできていて、作りもしっかりしていたので、初めてのオーボエとして扱いやすかったです。

 マーチング時代が終わって吹奏楽で全国大会に行ったことをきっかけに、さすがに樹脂生活は終わろうかと思いまして、音質を求め「Loree Cabart」に買い替えました。下取りして破格の15万くらいで購入でき、良縁だったとしか言いようがありません。

 吹奏楽の時はよかったのですが、オーケストラに入ってみたらなんか合わない感じがしてくる。音色も楽器の重さも軽やかでそれも良いのですが、私はもうちょっと重くしたい、深みが欲しい、と音色の好みに気づきます。

 そして去年、新品から中古楽器までたくさん吹かせていただき、この155 AMGがびたっとはまりました。本当に「え、まじか、これしかなくない?」という感じ。良い抵抗、深い音色。金色がちょっと派手でかわいくはないけど、それ以外は全て良い。音は良いし、低音の管の振動が心地良すぎる(クラリネットか?と思うくらい右手に振動がありました)。見た目はギラギラでかわいくないけど。

 ですのでメーニッヒにしたのは、アルフレヒド・マイヤーが好きだからとか、マイナー楽器が好きだからとか、ベルリンフィルが好きだからとかそういう理由で出会ったわけではなく、これがいい!という直感です。

つま

AMモデルを使っていることに、B型っぽいと言われたことがありました。マリゴもヤマハも通ってないですし、言い返せず。笑

 メーカーごとに音色に特徴が出ると思うのですが、メーニッヒってそんなに目立たないような気がしております。そんなところも好き。また再現性のない話で申し訳ないのですが、購入後に以前この楽器はプロの方が使っていたということを聞きまして、癖が強くない。ピッチの安定性はヤマハとかの方が取りやすいような気がしますが、十分許容範囲内。なぜか親指のところに穴が空いているけど(たぶんネックストラップ)、上巻と下巻で製造番号違うけど(上管の方が消耗が激しいので、上管の方を買い替えているため製造番号が後になっている)、バランスが良いのはさすがプロとしか言いようがありません。

吹いていくうちに気づいたこと

水が溜まらない

意外と溜まらないですね。冬とかよく急にたまってビビるんですけど、管の厚みがあるからなのかな?

タンポが独特

 タンポって、白い綿みたいなタイプとコルクタイプがあると思うのですが、メーニッヒのタンポはどちらでもありません。シリコンがついているんです。

 これによって、発音がぱきっとして輪郭が出ます。ある程度抵抗感があるので、モヤッとしすぎないようにしているのかも。このシリコン、一長一短で、汚れるとホールにぺたっとくっつきます。オクターブキーがたまに動かなくなってしまうことがありました。粉のペーパーを使うのは汚れの原因になりそうで、自分でできるのは水分を取ることくらい。リペアさんに掃除をお願いして対応しています。

リードどうする?

 私、自分で削れないんです。いや、削れないというか、削る努力をしていないというか、、、、焦

 つきましては、この楽器に合う既製品リードを探すのに大変苦労しました。今まで使っていたChiarugi はせっかくの深い音色が出づらい。今はチューブはGuercioかヨーゼフで、できたら47mm(ちょっと音程高めになる)。ショートスクレープ。あとは売っているやつを試させてもらう!という作戦でやらせてもらっています。そこさえ押さえていれば、抵抗感については楽器がうまいことやってくれるので、許容幅が広がったような、でもチューブは選ぶから狭くなったような?

 既製品ユーザーにとって、リードはガチャです。回し続けてしまう。さっさと削れるようになったらいいのですが腰が重い。いやそんなこと言ってたら一生ガチャを回すことになって出費が半端ない・・・。いつかやります。

いつかAMも吹いてみたい

 こうやって楽器について自由に書いてみましたが、ゴールドだからなんか違うとか書けたらいいなと思いました。メーニッヒ使っている人って、マイナーと思います。だれかと出会った時に吹かせてもらえないかな、なんて思いました(店頭でもあまり見かけないような・・・)。

 

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