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リヒャルト・シュトラウス 「ばらの騎士」をたたえる (阪哲朗指揮京都市交響楽団 びわ湖ホール)

2024年ばらの騎士のポスター

リヒャルト・シュトラウス 「ばらの騎士」

指揮:阪哲朗
演出:中村敬一

元帥夫人:森谷真理
オックス男爵:妻屋秀
オクタヴィアン(3/2):八木寿子
オクタヴィアン(3/3):山際きみ佳
ファーニナル(3/2):青山貴
ファーニナル(3/3):池内響
ゾフィー(3/2):石橋栄実
ゾフィー(3/3):吉川日奈子
マリアンネ:船越亜弥
ヴァルツァッキ:高橋淳
アンニーナ:益田早織

警部:松森治
元帥夫人の執事:島影聖人
ファーニナル家の執事:古屋彰久
公証人:晴雅彦
料理屋の主人:山本康寛
テノール歌手:清水徹太

合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル
管弦楽:京都市交響楽団

2024年3月2日はびわ湖ホールで阪哲朗指揮京都市交響楽団のリヒャルト・シュトラウス「ばらの騎士」を観ました。

私にとって4回目の「ばらの騎士」です。前回は2022年4月の新国立劇場で、元帥夫人はアンネッテ・ダッシュ、ゲッツェルの指揮はクライバーそっくりという奇跡のような舞台でした。

ドイツ歌劇の大作として知られる本作は、ワーグナー以外のドイツ語オペラとしてルル、影のない女と並び私の大好きな作品のひとつです。

登場人物が多く、第1幕や第3幕のカオスな場面も良いのですが、第2幕のばらの騎士の登場シーンなどは、特に感慨深いものがあります。そして、極め付けは第3幕の三重唱でしょう。

森谷さんの元帥夫人、妻屋さんのオックスも最高でした。オーソドックスかつ極めて品のある演出でした。阪哲朗の指揮は本当に見事なものでした。阪さんを芸術監督に迎えたびわ湖ホールの躍進が楽しみです。

2025年3月1日,2日はコルンゴルトの大作「死の都」再演です(2014年に新国と激突し、3日差でびわ湖ホールが日本初演を敢行)。これはすごい!!

阪さんとびわ湖ホールには、このままヴォツェック、ルル、影のない女、兵士たち(軍人たち)などといった20世紀オペラを取り上げてほしいです。 

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