今日は2025年10月13日。令和7年度設計製図試験の翌日です。
受験された皆さんお疲れ様でした。疲れましたね。
特にこれといった大きなことはなく、令和7年度の問題は簡単で、初受験の私でも最後まで書き切れました。
試験後手応えがわからなくて、日建の無料の採点会に持ち込んでみたところ、免震ピットに続く階段に丸特を忘れた以外、大きな失点はないとのこと。学科に続けて製図を受けているので、ちょっとゆるい採点にしてもらえたら受かりそう。どうでしょうね。うーん。
結果はともかく勉強習慣が崩れないように、また全日本建築士会の講座に申し込みする予定です。
前日は5時間睡眠
やっぱり寝れなくて、YouTubeでオルゴールを流してました。こういう緊張が張り詰めている時っていやに感傷的になりませんか?オルゴールが沁みて、ちょっと泣きました笑
登山の前日、定期演奏会の前日、私は寝れないタイプです。ほぼ一睡もできずに山小屋宿泊登山に行ったことがあるのですが、アドレナリンでなんとかなりました。
睡眠時間はあればあるほどいい信者ではありますが、そんな経験があるので今回の試験も最悪寝れずともまあなんとかなるだろうとは思いつつ、でもやっぱり寝れず、もぞもぞしてましたね。試験の前々日もあまり深く眠れていなくて、睡眠不足で会場に足を運んでいます。しかたない。たぶんネットに載っていないだけで徹夜になっちゃった人もいたんだろうなと思います。
会場は大阪産業大学
私はバスが苦手です。中学生の頃、誤ったバスに乗り、よく分からないところまで行ってしまって、父親に町中探してもらったという経験があります。なので、こういう新しい場所に行く時は極力電車のみで行きます。そしたら片道5000歩弱になりました。製図板もって往復10000歩。まあ1日くらいはいいでしょうね。妊娠してたらこの方法はちょっと厳しいかも。タクシーやらバスやらで行かないといけませんね。
妊婦さんもいるのかなって思ったのですが(仕事を休んでいる間に資格を取ろうという人も一定数いる)、私の周りでは見かけませんでした。
キャンパスは私学だからか、一階がホテルラウンジ風になっていました。トイレも混まずに使えました。
机の幅
会場入り口で日建が枕木(製図板が机の奥行きより大きいため、メーカーによっては自作の枕木を持っていき、傾斜させて収める)を配っていました。私のMUTOH(ムトー)の製図版は枕木無しで大丈夫でした。製図板選びの時に既受験者に「机狭くても対応できるのがムトー」とおすすめされて、結構な値段しますがいずれメルカリに出すのだということにして、5万円前後で買いました。
隣の受験者は多分ステッドラー製で、枕木使ってましたね。

お菓子いっぱいもらえた
受験生の雰囲気は学科試験よりも少しピリピリしている感じがありました。みんな早足。
私は「気が向いたらノート見返そうかな」くらいで詰め込みは全くしないことにして、ぼんやり会場まで歩いていました。
その途中総合資格にも日建にも捕まり、アンケート書きました。私にとってはむしろ気晴らしになってよかった。会場に着く頃にはキットカットを3つと、フリスクを3つが手の中に。総額で交通費になるのでは?なんて。製図の方が受け取る人が少ないのでお菓子をもらいやすいかもしれません。
本番はそんなに緊張しなかった
模試を受けるような感覚で受験しました。今までどの問題を解いても「なんじゃこりゃ」という問題にしか出会ってきてなかったので、意味わからんのが通常な私は、模試と同じ感じだろうなくらいに構えていられました。1年目ということもあると思います。私の製図にかけた時間は2ヶ月半です。多年度分の集大成とは重さの違うでしょう。
緊張している時の反応って、内向型と外向型で差が出ますよね。そわそわ準備している人もいれば、たくさん喋る人もいる。おそらく外向型の方から「がんばりましょうね」と声をかけられたりしました。嬉しかったです。
本番は大丈夫なのに、なんで眠れないんだ・・・。
聞こえてきた話(教室ガチャがあるらしい)
私の入った教室は100人ぐらいの規模のところでした。隣を1席開けて、2席分を一人で使うようにして座ったので、教室内には50人くら位いたように思います。
前後もずれるように千鳥で座ったので、席によって右側にスペースが空く人と、左側にスペースが空く人がいました。どうしてもこっち側にスペースをとりたいという人が試験官に交渉していましたが、だめだったようです。道具は少ないに越したことはないなと思いました。
また聞こえてきた話によると、試験官によっては受験中に細かく確認されたりすることもあるそうで、そういう意味では今回はあたりだったのだと思います。前後左右の方もおちついていて、三角定規で刺されることもなく、あと机と椅子の高さもちょうどよくてラッキーでした。
私は暑さに強いのですが、それでもちょっと蒸し熱差を感じました。外が雨だったので、湿度がうまく調整できていないようでした。脱ぎ着ができる服装がいいですね。
青春グループがいた
受験前も受験後もグループがちらほらいました。大学生グループと、あとはおそらく同じ資格学校に通っていたグループ。私は全日本建築士会に通ってて、特にグループのできるような教室ではなかったので、単独のびのび参加でした。
大学受験の共通テスト前、会場入り口で担任の先生を囲んで話をする様子はよくあると思いますが、今回それの中年バージョンを見かけてびっくりしました。いつでも青春はできるものですね。
みんなで受験。受験は個人戦じゃなくチーム戦。高校の時に先生に言われたけれど、結局そう思うことはなかったなあ。みんなで頑張ろうがうまく働く人もいるのでしょうね。

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