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【一級建築士設計製図】10/10週目 いよいよ今週末!(スピってます)

製図試験の勉強の様子(北海道民藝ライティングビューロー)

お疲れ様です。いよいよですね。

私は学科試験の1週間前にプレッシャーで謎の高熱を出しているのですが、製図試験では大丈夫そうです。落ち着いて過ごしています。

どうして落ち着いているのかというと、別に合格余裕だからというわけじゃなくて(6時間半ギリギリ終わるか終わらないかの瀬戸際・・・ワンチャン行ける?というくらい)、ただ単にスピっているからです。笑

一級建築士試験の受験を決めた当初、一級建築士試験は小さなトロフィーのようなものでした。
大学で四年間勉強して、構造力学やって、ちょっと面白いなって思っていて、その「やってきた建築学の総まとめ」くらいに思っていました。

でもやっていくうちに、これは仕事に有利だとか、経済的に豊かになれそうとか、カッコよく見えるとか、仕事で双極性障害になった過去とか、余計なものがペタペタくっついて重たくなってしまいました。

一級建築士になったらどうなるの?って考えた時に、私はまたあの病気になった場所に戻ろうとしているのか?また同じことをするの?って思ったら、全然勉強に手がつかなくなり拒否反応が出ました。それが学科試験での発熱理由と思っています。私を何かから守ろうとして、一級建築士に近づけまいとする力を感じていました。

学科試験はなんとか合格したものの、本当に自分と向き合わないと、勉強が手につきませんでした。
いかにマインドを整えて生活するかが、試験勉強を続けられるかというところに関係していました。それでMBTIやら理想像やらいろんな方法を試していたのです。

そこでスピです。笑
スピリチュアルというとやばい感じがでます。盲信すると危険です。でも自分のことを深掘りすると、結局生死や人生そのものに行き着きます。その時に西洋哲学のような、実地的な現実的な合理的な説明のつく方法ではなく、もっと仮想や可能性を含んだ観点から自分を見てみると、それはスピリチュアルになるんです。潜在意識を感じてみるとか、インナーチャイルド(小さい頃に受けた傷について気づくこと)とか。

効果的だったのはアファメーションでした。アファメーションとは簡単に言えば「私はできる」と自分に言い聞かせることで実際にできるようになる、というものです。毎日自分に言葉を伝えて、現実での自分の反応を変えていく。

私がしたのは「私はできる」という実利の方向ではなく、「このままでいいんだよ」「そのままでいいんだよ」という自分を許容する方向のものです。小っ恥ずかしい言葉がたくさんで抵抗があるものも多かったのですが、やっと聴けるようになりました。

聴けるようになるとまず、寝つきがめちゃくちゃよくなりました。安心するんです。今の自分に十分満足できて、眠れるんです。それから自然と一級建築士試験についても、当初のただの小さなトロフィーに戻ってきました。ただやってみたい、というところに戻ってきているところで、だいぶ勉強にスムーズに取り組めるようになりました。

そして勉強をしていく中で自分のことがより分かりました。あまり人里に降りたくなくて、森の魔女みたいに過ごしていたいこととか笑。

果たして受かるのかはわかりませんし、一級建築士になったからと言って建築の仕事をするかはまた別の話になりそうです。ただ今は、習慣のようなものとして受験に向かえたらと思います。

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