近年サーモンピンク/カッパーブラウンの文字盤が流行しています。
IWCウォッチで近いものは5つあります。
ピンクの文字盤
Ref.357417 ポートフィノ オートマティック34
限定ではありませんが、おそらく少数しか流通していないでしょう。
カッパーブラウンの文字盤
Ref.358313 ポルトギーゼ オートマティック40
中東向けの限定でしたが、最近通常品になりました。
黄色い文字盤
Ref.371513 GSTラトラパンテ / Ref.375609 GSTパーペチュアル
複雑機構を12気圧防水の頑強なケースに収めた名作。
サーモンピンク/カッパーブラウンの文字盤
Ref.322711 インヂュニアオートマティック JAPAN 200本限定(実際の生産は100本)
200本限定の予定でしたが、何らかの理由により100本しか生産されませんでした。裏蓋のシリアルは○/200ですが、101番以降は存在しないようです。私が所有した3個体はいずれも100番未満でした。
インヂュニアの中では、100本というのは極めて少ない本数です(金無垢のSLジャンボ Ref.9232 の55本に匹敵!)。
ピンク、藤色、サーモン、カッパーブラウン、ベージュ、光によって表情を変える不思議な文字盤が魅力的です。
インヂュニアの中でも、Ref.1832 SLジャンボに匹敵する永遠のmasterpieceと言えましょう。
Ref.3227の文字盤について
なお、Ref.3227には限定の文字盤が下記の通り3種類ありました。
ブラウン文字盤
・Ref.322712 インヂュニアオートマティック
・JAPAN Ⅱ 野口健シェルパ基金 200本限定
アースブラウンの文字盤にオレンジ秒針のスポーティな仕様。裏蓋にはエベレストと登山家の意匠が彫られています。時折市場に姿を見せますが、当初付属していた野口健のサイン本が揃った状態で出てくることは稀です。
野口さんは実際に着用してエベレストに登頂しました。
グレー文字盤
・Ref.322705コレクターズフォーラム100本限定
写真はありません。一見Ref.322701(黒文字盤)と区別することが困難です。個人名が彫られているので、ほぼ市場には出ないでしょう。
白文字盤
・Ref.322707 CLS55
チタンケースを持ったAMGモデルの白文字盤で、55本しか生産されませんでしたが、たまに市場に出てきます。
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