前回の記事で1ヶ月プラチナリングを使ってみて、傷がどうなっているかというのを書きまして、7ヶ月後の状態もまとめてみたいと思います。
アフター写真(購入から7ヶ月)
指輪と扱い方について
指輪はPT950(95%)、約13万円、百貨店に入っている有名ブランドのものになります。
製造方法は鋳造で、鍛造ではありませんが特許の強化処理をしているとのことで、傷つきにくさを謳っておりました。
指輪の扱い方はというと、がしがし普段使いをしておりました。金属のドアノブも、料理も、ティンパニーを運ぶ時もずーっとつけたままで、外して過ごした日は1〜2日くらいじゃないかと思います。
個人的に思うこと
傷は気にならない
細かな傷が入ったところで、愛着は全く変わりません。1年間は無料保証で元のつるつるな状態に戻してくれるとのことですが、どうするか悩むくらいに気になりません。
また私は結婚指輪をそういうタフな使い方をする前提で選んでいましたので、それで傷が増えたからといってもあまり気にならず、むしろ傷が満遍なく入ったことで、私に馴染んだように思っています。
傷が気にならないデザインを選べていたかも
デザインの効果も大きいように思います。
私が選んだリングは丸みがあるタイプではなくエッジが効いていて、その陰影の方が強く出るので、あまり傷に目にいきません。
傷が気になるなら他の素材も選択肢では?
昔は「資産としてプラチナ(ゴールド)製を・・・」みたいなこともあったようですが、現代でその期待はできません。
資産とならず傷がつきやすい素材と分かっているのなら、シルバーや他の素材を選ぶことも流行って良いように思います。シルバーリングの輝きは長持ちしますし、くすんでも重曹でお手入れ可能です。真鍮も良いかもしれませんが、こちらは酸化が早いかなあ・・・。
なぜ指輪にプラチナかゴールドが選ばれるのか
結婚・婚約指輪でプラチナとゴールド以外流行らないのは、非日常を感じられる素材の方が、記念すべき結婚というイベントを彩るからだと思います。
結婚業界でビジネスしている側も、積極的に安価な鉱物製のものをおすすめすることもないでしょう。
”結婚指輪といえば”という標準的な形はありますが、値段の高さ、素材の希少さ、色味など、本当はたくさんの選択肢がありますので、それのどれを選んでも自分が満たされればオールOKです。
逆に言えばプラチナだから満たされるとも言い切れませんので、絶対にプラチナがおすすめ!とは思いません。
傷が気になるけれどやっぱりプラチナが良い、というならプラチナの純度を下げるのもよいかも・・・
それでもプラチナでよかったこと
私がプラチナリングにしてよかったな、と思うのは、
高価で脆弱な鉱物を買ってみた、という富裕感。
夫婦でプラチナリングをしている気分の良さ。
温泉でもつけっぱなしでいられる楽ちんさ(ホテルで外して、どこにやったっけ〜と焦る必要がなくなる)、といったところですね。
またそういったリング自体の価値だけじゃなく、プラチナという高価な買い物をした経験が、さらにこの指輪を選んでよかったな〜と思わせてくれています。
どぎまぎしながら高級ジュエリー店を回って、夫と店員さんと相談しつつ選んで、値段にびっくりしたりして。私にとって結婚をした時だからこそ楽しめた非日常の経験が、このプラチナリングには詰まっています。
だからこれからも私はきっと、シルバーやゴールドじゃなくて、プラチナリングを選んでよかったなと嬉しくなれると思っています。
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