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登山のいいところ

雁戸山の風景

ちょうど登山デビューを果たしてから、一年が経ちました。

まだまだ初心者ですが、山小屋宿泊、雪山を経験し、初心者の母を連れて小さな山に登るなんてこともするようになりました。

今日はそんな登山のいいところを書いてみたいと思います。

逞しくなれる

私は、アウトドアスキルの高い主人公の物語が好きです(北北西に雲と往け、キノの旅、ハクメイとミコチ、ゾン100等)。彼らは逞しく、賢く、色んな道具を使いこなし、時に周囲の人に助けられつつも、自身の足で強く生きています。私はこっそり、それに憧れています。

そしてちょっと照れくさいのですが、山での経験は、私を少しだけ彼らに近づけてくれるような気がします。
地上から山を見上げて、あれに登ったんだ、と思える経験は強烈です。間違いなく自分の体でできたことを目の当たりにすると、「私の逞しさも捨てたもんじゃないぞ」なんて誇らしくなれます。

また登山は、山登り以外でもできることが広がります。

例えば、バーナーでお湯を沸かす、テントを立てる、寝袋で寝る、地図を読む、山道を運転する、サングラスをかけて歩く。これらは、私が山に行くたびにできるようになったことです。

自分には色々できる、自分の足は意外としっかりしている、自分には体力があるというのは、日常生活の気持ちの余裕につながっているように思います。

旅人気分になれる

地図をみて、ルートを確認して、途中で寄るトイレやコンビニを確認して、必要最低限の荷物を持って、車を運転して、山を登って、バーナーを使って炊事して、ご飯を食べて、降りて、車を運転して、温泉に入って、帰宅して、荷解きをする。

私は登山をする人は、軽やかな旅人だと思います。私はまだ重々ですけど。笑

シンプルになれる

登山中は、道具にせよ考え方にせよ、実用性が大事になります。

モノ選びについては、元々ミニマリスト思考であまり変化はないのですが、考え方においては、かなり鍛えられているように思います。

私は過剰に不安になるタイプで(熊と出会ったらどうしよう、ヒルに噛まれたらどうしよう、遭難したらどうしようetc…)、毎度前日の夜は寝付けないのですが、それでも少しずつ余計な考えが削ぎ落とされているんじゃないかなと思います。

まだまだひよっこですが、逞しさを身につけるべく、ゆるゆる続けていけたら良いなと思います。

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