バンジー体験について個人的な感想を書いていきます。
これから書くのは不安に寄り添う内容にはならないと思います。
私は「バンジー?楽しそう今すぐ行こう勢」です。一緒に行った弟も同類です。
2026年3月21日、茨城県常陸太田市の竜神大吊橋で行われている、バンジージャンプに行ってきました。
橋の中央から100m飛び降ります。
竜神大吊橋

歩行者専用の大きな橋。歩行するためのチケットを購入して渡ることができる(バンジー利用者は支払不要)。
青い吊り橋はデザイン性もよく、こどもの日にはたくさんの鯉のぼりをつけて、たなびくのがきれいなのだそう。
ところどころ歩道にメッシュの蓋やアクリル板があり、そこから真下を覗くことができるのは迫力があって楽しい(「もう帰ろう?」とじいさんにしがみつきつつ渡っていくばあさん可愛かった)。渓谷で良い風も感じられる。

食事処とお土産屋さんが併設されていて、道の駅的な雰囲気もある。バンジー後の食事をお勧めする。バイカーも多く見受けられた。
竜神バンジー
2週間前にインターネットにて予約。現地にて19000円現金支払(死亡傷害補償500万)。
高さは日本屈指の100m級。ちなみに2026年現在、日本一高いバンジージャンプは岐阜にある200m級のものとのことで、機会があればやってみたい。
今回竜神バンジーを選んだ理由は、弟が竜神バンジーを体験済みであることと、実家から車で行けることによる。
当日の天気は快晴で風はやや強め。風が強めでも、ちょっと霧っぽくてもできるとのこと。また9人に1人くらい飛べずに断念するとのこと。
ビビってるとは言わせない
男性4人グループは、誓約書を書く時の雰囲気がお通夜でした。
入れ違いでやってきた女性は建築現場の足場みたいな階段を降りてバンジーするステージに向かう際に「こわっ!」と漏らしていました。
一方で我々は怖くないふりをする(まあ実際怖くはないのだけれど迫力は感じているしそれに意識を向けると怖くなりそうとは思っている)、緊張していないふりをする(まあ実際緊張しきっているわけではないけれど一切緊張していないわけではなくて云々)。我が一族には、「ひよってるやついる!?いねえよなあ!?」という血が通っているのかもしれません(父の家系は海賊の末裔)。
後付け理論にはなりますが、そもそも適正として、
・幼少期にトランポリンを習っており浮遊感に慣れている
・絶叫アトラクションが好き
・自分の体で体験することが好きなアクティブ派
であることによって、バンジージャンプが娯楽の範疇だったことも、スムーズに飛べた要因かもしれません。
動作・飛び方
私が一番最初でした。別に後でも先でもよかったのですが指定されました。順番の好みは人それぞれみたいですね。
飛ぶ時の体の向きですが、私は初回なので前を向いて飛びました。弟は2回目ということで後ろ向きで行きました。私はコンサートの時もスポットライトが強くてお客さんが見えなければ見えないほど安心して演奏できます。だから後ろから行く方が平気かもしれない。弟は見えている方が良いらしくて、「後ろめっちゃ怖かった」と言っていました。人によりけりですね。
飛び降りる時にバンジー!と叫ぶ人がいたり、何も叫ばなかったり人それぞれです。渓谷なので角度と音量がよければやまびこができます。バンジー!と言う叫びがこだましていたのが面白かったです。
飛び降りる時は前方に飛べ、とのことで「下に着いた後、真上に跳ね返らないのでは?」と思いつつも、言う通りにしました。自慢話ですが、地味に運動神経に恵まれていて、飛び方にもこのセンスが発揮され、スタッフに褒められて満更でもありませんでした。






飛んでみるとすごい内臓が浮いて、この長時間の浮遊感にむずむずして、思わずわーっと声が出ました。徐々にゴムの抵抗を感じ、最下端に到達したらみよーんと跳ね返る。跳ね返ったら頭を下にしてぶら下がっている状態から座る形に体制を変えるため、自力でロープを操作して足についている方のフックを外す(ちょっと手間取った)。上にいるスタッフに合図して下ろしてもらったカラビナを装着し、引き上げてもらう。
あとで貸出ゴープロ(無料で腕につけさせてくれる)の映像をみたら、けらけらしていて、後で確認した高所恐怖症の母が引いていました。
感想
端っこに立った時、自分の体に何も抵抗がない(何にも支えられていない、飛び移る目標がない)状態で飛び降りることの異様さに、ちょっと意味がわからなくなりました。
ただバンジー体験人数からしても死亡率は圧倒的に低いし、事故があろうことならここは閉鎖されているはず。そして、なんというか死んだらそれはそれで仕方がないと言う考えもあって、さらにここまで安全が保障されていると言うのに飛び降りないのはもったいないという感じ。言葉にするのは難しいですが、とにかくこういうのは怯んだら飲まれて負けると思っているので、さらっと飛びました。
強いて言えば、コンサート本番これからどソロが回ってくる時にする緊張と覚悟に似ていました。腹を据える。どすこい。あ、スキーで上級者コースに入ってしまった時とかとも似ているかも。
飛ぶ前はこれは一種の自殺未遂なのかなと思ったのですが、やってみると娯楽要素の方が圧倒的に強くて、臨死体験みたいなものは全然感じませんでした。強い生命感も感じなかったのは、怖がらなかったからだとも思います。
バンジーより怖いもの

私はバンジーよりもホラーゲームやアクションゲーム(ゼルダとか)をすることの方が怖いです。
あと車の運転と、大人数での会話、アドリブの必要なプレゼン、妊娠出産、ちょっと挑戦する登山、個人海外旅行・・・
人前ですべらない話をするかバンジーをしているところを見せるかだったら、喜んでバンジーを選びます。
人にはそれぞれ怖いものがあって、その怖さを克服するということが強烈な体験になるわけで、
バンジージャンプをしたら世界が変わった!と言う人は、きっとホラーゲームやゼルダの方が怖くないんだろうと思います。
つまり私はバンジー前後で特に変わらなくて、ただ、一ついい経験できて満足だ!という感じです。

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