2025年4月1日、IW324901という新作インヂュニア(シルバーメッキ)を買いました。
私(妻)用です。

時計については初心者で、素人の好き勝手言う記事になります。
新作インヂュニアの正しい情報としては、下記の夫の記事をご覧ください。

購入の経緯
2023年に新作インヂュニアを夫が購入しました。
2025年にその一回り小さなものが出ました。
夫はインヂュニアギークで、私もその活動を支援をしています。
夫は時計仲間やお店の方との交流が活発で、四方からコアな情報が入ってきます。
そうなると、購入にならざるを得ないというか、購入するのがまるで正規ルートでした。
早めに一度店頭で拝見させてもらい、あっさり購入に至りました。
2023年の新作インヂュニアは、予約してから届くまでに結構時間がかかったのに対し、スムーズに手元に来てくれたということに、ご縁を感じ得ません。

女性ウォッチとしてはどうなのか(個人的に)
夫はこの時計を「小っちゃい!」「きれい!」と称賛していました。
しかし女性の私にはやはり大きめに映りますし、ドレスウォッチのような華奢さはありません。
小さいとも可愛いとも言い切れないところがあります。
では私からどう見えているのかと言いますと、
「それなりの大きさと重さ!」「清潔感!」「意外ときらきら!」です。

2025年新作インヂュニアは、女性もぜひ使ってくださいねという立ち位置にあるように思います。
ミッドサイズと比較しながら、新作デザインについて
新作を購入するまで、私はインヂュニアミッドサイズを日常使いました(写真右側)。
ミッドサイズといえどまあまあサイズがあります。
しかし良いデザインで手首にフィットするので、手首を曲げても、机に手をついても、散歩やランニングをしても気になることはありませんでした。意識を向けたら「つけているなあ」と感じられ、でも普段はあまり感じません。
2025年の新作インヂュニアになって、このボリュームや存在感は変わりませんでした(写真左側)。
ミッドサイズに比べ、新型は幅が大きくなった(2mm増)一方で、ケースの厚みは薄くなっています。重さもほぼ同じ。


大きく変わったのはベルトと文字盤のデザインですね。
ベルトは軽量化しました。その分重心がケース側にずれたことで、つけ始めは少し不思議な感じがしましたが、すぐに慣れました。
感触も角が面取りされたことで、肌馴染みが良くなっていました。ミッドサイズでは全面ヘアライン加工だったものが、真ん中だけ鏡面仕上げになったことも、肌あたりの良さを向上させていると思います。また鏡面仕上げにより、光を反射する面積広がったため、きらっと輝くドレス感?高級感?もあります。


私はよく机の上に時計を置くのですが、ミッドサイズでは平置きできていたのが、新作はベルトのパーツが小さいことで、円状に浮くようになりました。上から圧力をかけないように気をつけなければなりません。


文字盤を見てみると、黄みがかっていない、さっぱりとした白色が爽やかです。シルバーと白色ほど清潔感を感じられる組み合わせはないでしょう。
ベルトの鏡面仕上げによるリズムと文字盤の彫り物があることで、のっぺりとしすぎず、冷たすぎず、派手にもなりません。わかる人に伝わる、良い時計です。


また裏側が透けているので、中の機構が覗けます。
ガラスでは名前など彫り物ができないという一面もありますが、竜頭を回して歯車に力が伝わっているところとか、よく見れるのは面白いです。


インヂュニアは、耐久性・耐水性・耐磁性申し分なく、まさしく日常遣いができます。
ジェンタのデザインする流線型のフォルムは、生活で引っかからず動作でき、汚れたら水と石鹸で丸洗いすればよいです。
また高級時計は傷が気になるものですが、夫から「傷がついてもインヂュニアとはたくさん使ってこそのものだ」言ってくれるているので、気にせずに私の生活の一部を担ってくれています(気になるならスイスに送って磨いて貰えば良い)。
洋服のコーディネートはどうするの?
私は高級時計をつけこなす、かっこいい系の女性ではありません。
体のラインが出る服はあまり着ませんし、ヒールも履きません。
Herzの(良い意味で)垢抜けない革製リュックを背負い、ワンピースにローファーというスタイルがほとんどです。
アディダスのショートパンツにTシャツというスタイルの時もあります。
そしてこのインヂュニアをつけるとどうなるかというと、、、意外と違和感がないのです。
ジャージに高級カバンを合わせる、デニムにパールのピアスを合わせる、というのと似た、ゆるさのなかで締めるアクセントになってくれます。
私の場合、結婚指輪もエッジのあるしっかりしたものをつけているので、ゆるんとした服装の中でも、左手周辺だけかっちりした印象に。何も気にかけていないのに、こだわりのある人風のコーデとなりお得です。



時計店に入ることがあれば、日常着で伺って試着してみることをおすすめします。


妻はインヂュニアが好きなのか
ずばり普通です。
すばらしいところ、よいところはたくさん知っていますが、夫との暮らしの延長にあるものです。
夫がスポーツカーを趣味にしていたら、私もその車を運転していたでしょうし、夫がデニムにはまっていたら、私もデニムを育てていたことでしょう。
安心して毎日付き合ってくれる存在がインヂュニアです。
好きか嫌いかではなく、そういうものだ、という感じですね。
余談:置き方について
竜頭は消耗品だからそっちを下にして置く派と、ケースを下にして置く派がいるそうですね。私は今まで平置きだったのですが、これからはそれができないのでケースを下にして置くと思います。
私はオーボエ吹きなのですが、楽器においてもどっちが上下論争があり、どちらもリスクはあります。何においても、物を大切にしようとしたら置き方について深く考えてしまうということを、面白く感じました。








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