MENU
アーカイブ

エジプトでナイル川の洗礼を受ける(食中毒)

目次

具合が悪い

エジプトで水道を捻れば、ナイル川の水を浄化したものが出てきます。ガイドさんいわくエジプト人は飲んでも全く問題ないとのですが、観光客はお腹を下します。

そういう訳で私も万全を期して、歯磨きでさえもミネラルウォーターを使い、果物もどんなお水で外側を洗っているかわからないので、ガイドさんがおすすめしたもの以外は避けていました。

が、しかし。なんだか調子が悪いぞ。夜中の0時から腹痛で、下痢と嘔吐が始まりました。

原因

お水には注意していたので、原因はサラダを食べたこととラムと間違えるような匂いのする牛肉を食べたことのどちらかと思います。あまりイメージを持っていなかったのですが、エジプト料理はスパイスをふんだんに使用します。そのためラムと間違えるようなスパイスを使った牛肉と、ちょっと腐った牛肉を間違えて食べてしまったのかも・・・。

一口食べて、ちょっとおかしいぞ?と思ったらやめた方が賢明です(観光客がお料理を残すことについてはかなり寛容で、一説によれば食べ残しは誰かの食事になっているのだとか)。

症状

時系列に並べてみます。

一日目
0時 下痢(食事から5時間後)
2時 下痢+嘔吐(1回のみ)
3時 下痢+発熱(はあはあうなされる)

二日目
7時 下痢+発熱(38度くらい)
8時 味噌汁をなんとか飲み、解熱剤を飲用
9時 バス移動(出し切っている感があったので下痢は大丈夫でしたが、発熱がひどく数席使って横になって移動)
<食事 味噌汁2杯>

三日目
6時 緩やかな下痢+発熱(38度超え)
7時 バス移動(解熱剤で熱下がる)
13時 熱下がる
<食事 味噌汁+スープ+温野菜>

ということで、発症から36時間である程度治りました。

発熱による寒気とだるさが一番しんどかったですね。

風邪との違い

熱はあるけれど咳も鼻水も出ないし、のども痛くなりません。私と同じく数名が食中毒に陥っており、中には頭痛がひどいという方もいましたが、それについても風邪とはなんだか違う感覚だったとのこと。

我流の治し方

胃腸炎について調べたところ絶食がおすすめされており、インスタント味噌汁以外固形物を食べませんでした。そもそも食べ終わった後に熱が上がる状態だったので、食べられなかったという方が正しいかもしれません。胃腸が一生懸命排出しようとしてくれているはずなので、無理に食べないようにした方が良いように思いますが、脱水症状にだけは気をつけました。

あとはポカリを飲んで、水を飲んで。初日は水もあまりグビグビ飲めませんでしたので、ちまちまと。

下痢にしろ嘔吐にしろさっさと出し尽くすために、積極的にトイレに行っていました。

他の人の症状

発熱は私だけだったようで、他にはだるさ、頭痛、腹痛といったところのようです。おそらく私と夫はほぼ同じものを食べていたはずなのですが、私だけ発症していて解せず。

ちょっぴり不思議な話

イシス神殿に参拝してから、急に体調が良くなりました。またその神殿に行く前にも、バスの中で同じツアーの皆さんから心配してもらって、その優しさに感涙していました。

今回の食中毒は身も心もデトックスをすることが目的だったのではないかな、なんて思っています。

コメント

コメントする

目次