大阪市音楽団(通称Shion)の月イチ吹奏楽に初参加してみました。
参加者のレベルや合奏についてなど、私の感想を交えつつお話ししてみたいと思います。
大阪が遠い人向けに、オンラインでも行っているみたいですよ!
月イチ吹奏楽とは
月イチ吹奏楽では、Shionのメンバー(プロの吹奏楽団。シカゴとかで演奏もしているらしい)と一緒に行う合奏会です。
4000円弱のチケットを購入することで参加ができます(予約制・人数上限あり)。
私が参加したときの日程は以下の通りでした。
10:30 開場&楽譜配布
11:00 パートごと分かれて譜読み
12:00 Shionの奏者による45分間のレッスン
12:45 昼食(持参)
13:30 合奏(Shionの奏者が交代で指揮者を担当)
15:00 演奏会(客席を無料開放して、通し演奏)
15:30 解散
参加者について
あくまでも個人的な意見です!
年齢層他
私は20代後半なのですが、最若年層だったように思います。
自由な合奏会なので、地元の小学生などの参加も予想してたのですが、全くおらず。メインは40〜50代でしょうか。
男女比はほぼ均等だったように思います。吹奏楽って年齢が上がるほど男性率上がりますよね。
参加人数は81人だったそう。大所帯で、今回は特に低音の厚みがしっかりした安定感のある演奏となりました。
参加レベル
月イチ吹奏楽では、当日その場限りで配布される2〜3曲の楽譜を3時間で形にしますので、初見力の試される内容となっています。ほぼ初見大会であることは参加応募ページにも記載してあり、これにより参加者のレベルがある程度ふるいにかけられているように思います。
合奏中に参加者の技術面で特に驚いたのは、静かな部分で無闇に演奏する人が誰もいなかったことです。吹けないと思ったら吹かない選択をするというのも、技術のいることと思います。
とはいえ隣にプロがいますし、上手な方もたくさんいますし、吹奏楽コンクールの課題曲のマーチを30分譜読みしたらまあまあついていける、となれば全く問題ないと思います。
曲目は事前に発表されていますので、YouTubeで聴いておけば初見よりかは演奏しやすいと思います。
持ち物
楽器とチューナーなどの小物と、必要があれば指定されたミュート。
昼食は45分しかないので、持参しておくのが良いと思います。
良いところ
プロのレッスン受けられる
誰か先生に教えてもらおうとは思いつつ、誰に師事することなく今までやってきた民としては、こういうちょこっとみんなで教えてもらえる機会というのがとても嬉しいのです。
特定の先生を決めるとなんだか構えてしまって、練習が窮屈になってしまう気がするんです。練習しなきゃなあってあまり思いたくない・・・。セクション練習でプロをお呼びするくらいの距離がちょうど良い。
この月イチ吹奏楽は、パートでプロに教えてもらえます。それも1回4000円弱で。楽器にもよりますが、私のところは今回参加者2名。ちょうど良い!5〜7連符のイメージについて、アクセントの方向について、大変勉強になりました。
これきっかけで、一緒に演奏したShionの奏者に師事する人もいるとのこと
プロの横で吹ける
指揮者の指示でどういうふうに吹き方を変えるのか。どういうふうにフレーズをとっているのか。ビブラートは?アタックは?こういう時の音の処理は?どこからゆるめて、どこで張る?
隣で同じ音楽をしているからこそ、リアルタイムでわかることが多いです。レッスンではできない、今ここの歌い方というのを学べます。上手い人の隣で吹くと上手くなります。
無料公開演奏会
全体合奏の終了後、練習した3曲を通しで行う演奏会を行います。演奏会用のアナウンスもされて、お客さんも入って、ちょっと本番のような気持ちになります。
お客さんといってもほとんど関係者でしょうが、それでも20人くらいきていたのには驚きです。14時以降客席が無料開放されました。さすが大阪・・・?
Shionのイメージと、次回参加について
進行役のお姉さんのゆるさ、合奏中のわいわいした感じ、パートについてくれているプロの方達のフランクさ。
緊張感を全く感じないわけではありませんが、気軽さが心地よかったです。
アマチュアは意識しないと演奏機会が減る一方です。演奏機会を増やすべく、演奏のモチベーションにすべく、この会はとても良いと思いました。
またぜひ参加したいと思います。
(もし会ったとしても、人見知りを発動しますので知らんぷりしてくださいませ・・・)
マーチばかりやって、腹筋がいたい・・・
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